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麻生太郎vs鳩山由紀夫 2009年5月27日 党首討論 発言全文

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動画で全部見る(50分弱)   ニコニコ動画で見る   麻生太郎vs鳩山由紀夫 党首討論2回目




麻生太郎‥‥(ブルーリボン的な意味で)
鳩山由紀夫‥アカ(いろんな意味で)

麻生総理と、このようなかたちで党首討論ができることを大変に幸せに感じております。
私にとりましては4人目の総理大臣でございますが、
国民の皆様方が最も不満に思っていることとか、あるいは一番気にかかっていることとか、
そういうことを国民の皆様方を代表して、私のほうからお尋ねをし、また意見交換ができれば、
このように思っておりますので、有意義にぜひ意見交換をしたいと思います。

その意味では、基本的には内政問題を中心にお尋ねをしたいとは思っておりますが、
やはり最初は北朝鮮の核実験のことに関して申し上げなければなりません。
このことに関しては、私ども野党も与党もありません。
北朝鮮のあのような行為に対しては断固抗議をしなければならない。その思いは同じでございます。
従いまして、協力を申し上げるべきところは大いに政府にも協力を申し上げたい。
その思いをまず申し伝えておきます。

ただ、ちょっと気になっておるのは、
このような大きな出来事が発生をしたときに、いかに情報というものを入手をして、
そしてそれをコントロールするかということが大変重要なことだと思っております。
いうまでもありません。北朝鮮は日本には事前に通告はなかったわけでありますが、
アメリカや中国には通告があったとうかがっております。

その事前通告、アメリカから日本に対してすぐに通告があったのかどうかということに関して、
やや混乱をしているように思われてなりません。
中曽根外務大臣は、それは「なかった」と。外務省の幹部の方も「なかった」と。
しかし、一部の官僚の方からは「あった」と、そんな話が伝わってまいります。
事実というものをぜひ国民の皆さんにお知らせを願いたい。
こういった大変大きな出来事に対する情報の入手およびコントロールというものは
大変この国の危機管理において大事なことだと、そう思っておりますので、
ぜひ皆さん方に国民の皆さんに事実をお伝えを願いたい。

まず新しく代表に、っていうか、再び代表に就任されましたことをお祝いを申し上げたいと存じあ‥存じあげます。
あの、党首討論は私どもの方から、もうこれまで民主党に何度も開催を申し入れてきていたところでもありますので、
今回それがようやく実現したことだと思って、我々も喜んでおります。
ぜひ、我々、そしてどちらが内閣総理大臣としてふさわしいか、
もしくはどちらの政党が、政党が政権担当を担う力があるかということを、
こういった党首討論という機会にいろいろ意見を戦わせるのは正しいことだと思っております。

また、討論でありますんで、これは予算委員会等の質問にお答えするというだけではありません。
討論というんですから、私どもの方から主張いたしますし、私どもの方の質問にも、
また意見にも、鳩山党首のご意見なり、民主党のご意見なりというのを拝‥聞かせていただいて、
それで初めて討論というものになるんだと思っておりますんで、
私どもとしてはぜひその点もあらかじめお話をさせておいていただかなければならないと存じ上げます。
ぜひ、我々としては、今置かれております状況というものは、
よく100年に1度といわれますように、極めて経済危機というものに端を発し、
いろいろな危機が我々の目の前に存在をいたしております。
したがって、我々としては、国民に対するいわゆる「社会保障」と、そして国家としての「安全保障」と、
「2つの保障」というものが極めて大きな意義をもっている問題だと思っております。
ぜひその上で我々としては、この基本的な「2つの保障」という問題に関しては、
どのような考え方をお持ちなのかということが我々として最大の関心事であろうとも存じます。

ぜひとも、その点を考えましたときに、
まず最初の問題の安全保障の件に関‥させていただければ、北朝鮮の核の実験、これは2回目の核実験であります。
国連の安全保障理事会の決議にも、1718(号)にも明らかに反した事件でもあります。
そういったことに関しましては、断固、国際社会で一致して国際社会のメッセージとして、
北朝鮮にきちんとした国際社会の世論というものを正しく伝えるというのが
一番大きな意義であろうと存じます。この点に関しては双方違いはあろうとは思いませんが、
その意味で、今回の実験に関して、情報がかなり早めに伝わっていたということは事実であります。

しかし、その事実をいつの時点でどうだったかというのは、これは双方、
この種の話はしない約束になって、これまで来ておりますので、
これまでこの種の情報をあらかじめ「何時何分にいつ来た」ということを
政府として申しあげたことは1回もないと存じますし、他国もそれは同様にそういったことは約束をして、
お互いの情報に関してはきちんとしたものを言わないことになっているというのがルールでありますんで、
私どもとしては、その点はぜひご理解をいただいておいていただけねばならないと、と思っております。

従いまして、我々としては一番の問題はこの種の話が起きた後の対応として国際社会とどのような対応をするか
私は少なくともアメリカの大統領と話をし、そして韓国の大統領とも話をし、
そしていろいろな他国との話とした上で国連におけます安保理の決議を速やかに実行すべく、
ロシアの議長の時期ではありましたけれども、ロシア議長のきちんとした対応として
今回の安保理決議は極めて厳しいものになる。というものを今、目下、我々が文、作った文章で
これを今作成しつつあるというところまできておりますんで、一番肝心なのは、
この種の問題が起きた後の対応が一番大事なんだと、私どもはそう思っております。


質問にお答えいただけないのは残念でありますが、私ども当然のことながら、
国民の皆様方に政府がいかにサービスをするかということであり、
この間北朝鮮の核実験という大きな問題が生起を、かかっているときには、いち早く国民の皆様方に対して、
それを知らせる義務があるのではないか。そのようにも思うわけであります。
それを隠して、結果として「知らなかった」と言ったり、あるいは「事前に知っていた」と。
そのこと自体が今、麻生総理がお話しされるんだったら、それは言わないことになっているんだとすれば、
皆さんおっしゃっているじゃないですか。「知らなかった」と言ったり、あるいは「知っていた」と言ったり。
そのようなことに対して、

もっと情報管理をうまくなさらないとこの国持たないんじゃないかと。
本当に心配でございます。

安全保障の問題もいろいろと、これから将来、麻生総理とはしばらくの間、
党首討論が機会があろうかと思いますので、その時に大いにやりとりを申し上げたいと思っておりますが
私は一番大事なことは、時の総理がこの国をどのようにしたいかと。
すなわちビジョン、理念というものがまずあって、
この理念に基づいてどういう具体的な政策を作り上げていくか。
これが極めて大事であるのに、どうも今までの自民党総裁・総理になられるときに、
総裁・総理になることが目的であって、なって何をやるかということがなかなか決まっておられない。
だからこそ結果として官僚任せの政治になってしまっているんじゃないでしょうか。
私はそのことが一番心配でございます。

私は、これはつい先日ありました代表選挙の時に、(やじに対して)静かにしてください、
私が申し上げたのは、友愛社会というものを建設をしたいということを申し上げました。
このことに関していろんな批判の声も聞こえてきます。でも、私はこれは非常に、
ある意味で古いけれども極めて新しいテーマだと、そのように思っているわけでございます。
今この国に欠けているのは社会における絆がズタズタに切れてしまっている。
一人一人の皆さん方に居場所がない。これは大変深刻な事態だと思います。
私は「愛」という言葉を用いましたが、絆のある居場所を一人ひとりが見いだして、
みんなが役に立っているなあ、みんながそのことによって幸せを感じられる社会を作りたい。
一言でいえば、人の幸せを自分の幸せと思えるような、そんな世の中にしたい。
そのように思っておりますが、少なくとも今の日本の政治はまるでそうなっていない。
相手の幸せをねたんでみたり、人のむしろ不幸というものを喜んでみたり、
こういう世の中が結果として政治も悪くするし、社会も悪くしているんじゃないか。
なぜそのような現実が起きてしまったか?総理におうかがいを申し上げたい。

あの、友愛という精神は昭和30年、確か鳩山一郎内閣総理大臣の時に、使われた言葉だと思います。
中学3年生ぐらいでしたけれども、かなり記憶が残っている言葉でありましたので、
私どもとしてはその言葉を大事に使われる、私は人に対する情愛というものを抱えておられるということに関しましては、
私どもとしてはまったく異論はありません。

ただ問題は、今話はこの種の理念、抽象論というのではなくて、
現実問題、我々は100年に1度といわれるような経済危機というのに直面をいたしておるのは事実です。
それに伴いまして、多くの雇用の問題が発生してみたり、また住宅の問題が起きてみたり、
また新たに朝鮮半島の脅威等々、数え上げればきりがないような現実論を抱えておりますので、
それにどのように対応していくかというのは、我々、
時の政権にとりましては最も重要な案件だと思っております。

その上、その上で私どもは「小さくても温かい政府」というのを確か最初のころに、
もう7ヶ月ぐらい前に申し上げたと思いますが、そういったようなことを申し上げてきておりますんで、
我々はきちんとした対応をしながらもということを申し上げて、
政府は小さくすればいいというだけではないのではないということも申し上げてまいりました。
また最初に我々は、どのような形で国をというお話がありましたので、
我々としては、この置かれている状況というものを、今後とも日本としてはほころんできているような、
いろいろな福祉の面に関しても、我々はきちんとやっていかねばならぬということを
申し、申し上げてきているのであって、我々としての理念というものがないとおっしゃるんであれば、
私どもの方こそきちんとした理念はそれなりに申し上げておりますし、そして
現実問題として政権交代といわれますけど、政権交代は手段であって目的ではありません。
従いまして、どのようなことを現実問題として民主党がなさろうとしているのか、
そこが我々から見ますと、社会保障の問題もまた、安全保障の問題も、
その点に関しましては極めて不安を抱かざるを得ないというのは多くの国民の気持ちだと考えております。

いろいろお話をうかがいましたけれども、理念的な部分は一切聞かれませんでした。残念であります。
えー、私ども、当然のことながら、政権交代は目的ではまったくありません。
スタートラインだと思っております。そこから新しい日本が生まれるんだと。
そのスタートラインに我々は立たなければいけない。そこから何をやるかということを、これからお話を申し上げたい。

私が具体的な話がなかなか見えないとおっしゃるもんですから、
時間の制約がありますが、一つこういう具体例を申し上げたい。それは三鷹第四小学校の例であります。
そこでは当然、教師はおりますが、教師のほかに200名のボランティアの教師がエントリーされています。
そしてそこにクラスが20人のクラスに1人の先生と3人4人のボランティアの教師がついて、
そして例えば分数の教、教育を行うときに、なかなか、落ちこぼれが多くて子供達が困っている。
それに対して一人一人個人指導をして、今はまさに落ちこぼれがなくなっている。
子供たちも満足をして、ボランティアの人たちも子供たちに幸せを与えることによって幸せを感じることができる。

私がさっき申し上げたように、皆が幸せを、人の幸せを自分の幸せに感じることができる、
それはまさに社会の絆。あなた方はこういうのを小さな、取るに足らないつまらない話だ、
みたいに思っておられるかもしれないけども、それがまさに
これからの日本を築き上げていく、私は原動力だと思ってます。
すなわち、一人一人が何が幸せかを感じ取れるような社会、居場所というものを
一人一人が持てる社会というものを作り上げていかなきゃならない。
しかし、それには今のご案内のように、こういう話を冷笑するような人たちの考え方を、
やっぱり去っていただくような政権交代をしなきゃならないのです。

すなわち、今の、具体的に申しあげますが、今の麻生政権、
自公連立政権ですが、これは官僚任せの官僚主導の政権じゃありませんか。
それに対して私たちは国民、市民、生活者に起点をあてたそういう政権をつくりたいんです、皆さん。
もっと言えば、いわゆるタックスイーター、税金というものを食ってばかり居る人たちに
発想を求めるような世の中ではなくて、タックスペイヤー、税金を支払っている側に立って、
その発想の下で一つ一つの政策を作り上げていく。
中央集権的な発想がまだまだあなた方にはあるんです。その中央集権の発想をすべてやめて、
地域のことは地域に任せる、地域主権の国造りに変えていく。それが私たちの考え方です。

もっとわかりやすく言えば、皆さん方、業界中心の縦国家なんですよ。
そういうものに対して、われわれは市民の連帯を大事にする横社会という物を作り上げていきたい。
こういうことを私たちは革命的な志でやらなきゃいけないと思ってるんです。
一言で言えば、古い政治よ、さよならです。
新しい政治をつくるという発想に、どうしてもっと麻生政権、前向きになれないんですか。

あの、今、三鷹小学校という一例をひかれたんですが、
全体像がよく見えてこないんで、

いまひとつ、それを全国でやる、ということをやる場合に、どのような、
具体的にどのような政策にして、どのようなルールを作って、どのような予算をつけてということを、
具体的にやっていかないとなかなか、我々としては目に見えてこないんだと思っております。
三鷹小学校以外にも、そういう例がないわけではありませんから。
そういった意味では、今の例を申し上げられましたけれども、それだけではなくて、
お互いにそれぞれの居場所を考えているというような話も極めて抽象的ですんで、
ぜひ、現実問題として、いろいろな例をひかれるというのに伴って、それに合わせて政策を実現して頂‥実現する。
政策として具現化していくということが、最も大切なんだと思っております。
これが一番大切なんじゃないですか?政治家しているんですから。
我々は学者しているわけではありません。評論家しているわけでもありません。
現実問題をやらなければならないという立場におりますので、
そういったものをきちんとして、我々はやっていかなければならない。

また、「官僚目線」というお話がありましたけれども、
公務員には、私は公務員としての仕事があると思っております。
公務員というものは、誇りを持って、公のために、国家のために尽くすような
誇りをもってやれるようにしてやるというのが基本であって、
官僚バッシングだけやってても、なかなかうまくいかないのではないかと。
加えて、官僚を使われる立場に今なろうと目指しておられるんでしょうから、
その時には、官僚ということを言われるというのであれば、官僚に対して、
ぜひその、公に尽くすと。公務員というものと、いうものを、きちんと、その人たちがやる気にさせるような方法を、
社長になられるおつもりなら、そういったものを考えておかれないと、
とても役人、公務員というのは動かないと思います。それが基本だと思います。

極めて上から目線の麻生総理で、お答え頂いたなぁ、と思います。
私はもっとわかりやすく言えば、政府による解決は、
これはお金がかかりすぎる、ある意味での悪平等という弊害に陥る。
それに対して、市場原理というものにすべてを委ねると、今度は弱肉強食という世界に入ってしまう。
悪平等と弱肉強食。これは、どちらとも、国民の皆さま方に幸せを与えるものではなかった。
だから、私たちは今、第3の道を模索をしなければならない大事な時なんだ。

その発想はむしろ、今までボランティアとか、NPOとか、コミュニティースクールとか、
なかなか大きな光というものが政治に与えられてこなかった分野に対して、
もっともっと、政治に、そういう政治に光というものを当てることによって、
全体として、全体として、コストもかからないんです。
ボランティアが中心で頑張れる社会なんですから。コストがかからないし、満足もより得られる。
そういうさまざまな仕組みが、もういろんなところで、できてきているんです。
もっともっと真面目に、総理、そして麻生政権を構築しておられる方は、
そのことを真面目にごらんになっていただかないと大変であると。
だからこそ私たちはやはり、分からない方々がそちらにおられると、
政権交代をしてスタートしなきゃならないな。その発想にならざるを得ない。

えー、私はここで、あえて申し上げたい。
友愛社会の国家を築いていくときに、二つのことが必要なんです。
それは、一つはやはり、国民の皆さんに、そうは言ったって、
政治に対して「信頼ないね」いわれたら終わりですから、
政治に対する信頼というものを回復させなければならないこと。
それからやっぱり、上から目線の官僚主導の政治というものを打破していかなきゃならないんです。
この2つがわれわれの起点です。

そして、その、今日、政治改革推進本部というものが開かれて、岡田本部長のもとで、
私どもは政治とカネの問題、確かに西松の問題ありました。
反省の中から、我々としては結論を出しました。それは、(やじに対して)ちょっとうるさいですね。

企業・団体献金をパーティー券も含めて、3年後には完全に禁止をするというのが一つです。
それから、いわゆる、ダミーの政治献金、政治団体からの献金。
これは3年後ではなくて、今からすぐにすべて禁止をする。
それから、世襲に関しても、当然、制限をする。
3親等以内、同じ選挙区からは出られないことを党規で決める。
このことを私たちは、三つのことをまず決めましたが、ぜひこれからですね、
法案をすぐに準備をいたしますので、政治とおカネの問題に関して、自民党さん、公明党さん、
与党の皆さんも、協力をして、法案の成立をはかろうじゃありませんか。国民のために。

まず基本、基本的に、「官僚目線」「上から目線」というのがよく使われる、お好きな言葉だというのは、
よく理解しておりますが、「国民目線」と。「国民目線」といわれる言葉を使われるのだったら、
やっぱり、国民からして今、最大の関心事は西松の問題だと思います。
この国民からの目線というものは、一番の関心事であって、これに対して、
鳩山代表として、十分にその、に対して、説明を果たされたと思っておられるのでしょうか?
また、責任を取られたというような話をされますが、責任を取られた方が、
鳩山代表に次ぐ代表代行になっておられるのが、責任の取り方なんでしょうか?
私らから見ますと、なかなか、国民目線からみると、なかなか理解し難いんだというのが
正直な実感だと、私は、ほとんどの方がそう思っておられる。
これは世論調査にもよく出てきている数字だそうですから、
ぜひその意味で、きちんとした説明責任というものを十分果たされないと、
これらのご質問に対しては、なかなか問題なんではないかと。

少なくとも、今回の企業とか団体献金禁止を打ち出されておられますけれども、これは違法な献金の疑い例。
小沢代表の秘書が逮捕されたことがきっかけではなかったんですか。私どもからはそう思っております。
従って、これは現在の、現在の法律ですら守られていないという疑いがあるということだと思っておりますんで、
少なくとも、改正法の前に、現行法ですら守られてないところが問題なんだと。私どもはそう思っております。
従って、秘書の、秘書の違反の、秘書の違反を契機に、
秘書の違反を契機に、制度が悪いというのは論理のすり替えだと思います。
私どもはそういった意味で、ぜひ、この点に関しては十分な説明をされるというのが大事なのであって、
そうしないと、少なくとも、違反の話を棚上げにして、制度の変更をというのは、
これは単なる論旨のすり替えだといわれても、やむを得ないところだと思います。

また、企業献金、また世襲制、世襲の話。いろいろご論議があっております。私はいいことだと思います。
ぜひ、これまでいろいろな論議を積み重ねて、少なくとも、後援会には企業団体からの寄付は禁止になったわけですから、
そういった意味では、それを犯された方が、そこにいらっしゃるわけです。
そういった意味では、ぜひきちんとした決着をつけねばならないのではないかと。
私どもは、きちんとそういう疑いがあるから、逮捕されたんだと思っております。
ぜひ、そういった意味では我々、我々としては、きちんとした対応がなされるようにならないと、
この話は何となく、空理空論ということになりかねないという感じがいたしております。

また、世襲の話が出ましたけれども、各党でいろいろルールを作られるのはいいことだと思います。
私どもも少なくとも、えっと、安倍幹事長代理のころだったと記憶しますが、
あのころから、公募という制度を積極的に採用させていただいて、
多くの地域で公募というものを正式にスタートさせていただいて、その支部でいろいろされる。
私はそのなかで選ばれた方が、有為な方であれば、私はそれはそれなりの、
立派な、その支部、その党の選択なんであって、私どもとしては、
その党の中においての

論議というものはきちんと踏まえて行われるべきなんだと、私はそう思っております。
また、法律に関して言わせていただければ、企業献金のお話も法律というお話だったと思いますが、
それに対しては、先ほどお答えした通りであります。

総理、今ですね、大変、聞き捨てならない発言をされました。
私どもの側に?、何? 政治資金規正法に犯した人がいる? 決まったわけじゃないですよ、これは。
決まったわけじゃないですよ、これから裁判で決着がつく話ですよ。で、その話で申しあげれば、
そちらにもたっくさんおられたじゃありませんか。おかしな話ですよ。
これを、漆間官房副長官がおっしゃいましたよね。「自民党には捜査は及ばない」。
及んでないんですよね。同じことをして、一方では、秘書が逮捕・起訴され、
他方では何にもおとがめなし。こんなバカなことが行われている、これが検察官僚のやることなのかと。
我々はそこで、官僚国家に対して、しっかりとした歯止めをかけなきゃいけないと、
そう真剣に思っているわけであります。

それから、国民の皆さんが一番関心のあるのがこの話だということに関して申しあげれば、
新しい体制ができて、この新しい体制のおかげで、さいたまの市長選挙も勝利できましたよ、おかげさまで。
国民の皆さんが大変、期待感を持っていただいているということは、
我々にとっても大変、ありがたいことだと思っているんです。

小沢代行の説明責任に関して申しあげれば、これは私が幹事長時代に、
この第三者の方々に集まっていただいて、第三者委員会というのを作りました。
そこに、もうすでに小沢代行を呼んで2時間ほどヒアリングしました。
そこで、説明責任の部分が、ほとんど理解されたようでありますから、
いずれ近いうちに報告書が出ますから、それをどうぞごらんになってください。

もっと大事なことは、小沢代行の説明責任の話ばかりで、
検察も第三者委員会に来るのを逃げましたし、メディアの方も逃げましたよ。誰も来ないですよ。
おかしいんですよ。こういう一方的なこの国のあり方というものに対して、
だから私たちは上から目線の政府に対して国民の目線に立った政治というものを
今こそ作り上げていかなきゃならない、そう重ねて申しあげたい。

さらに申しあげれば、全然、今の企業・団体献金に関して、答えになってないじゃないですか。
ぜひ頼みますよ。これは別に我々だけがやらなきゃいけないって話じゃないんですよ、
皆さん方も一緒にやって、そのことによって、国民の皆さんや、日本の政治も政治家も少しはましになったね、
言われたいじゃありませんか。そのためにももっともっと努力しようじゃありませんか。
まだこの通常国会、時間が残っていますから、われわれは法案を必ず出します。
どうぞ通すためにご協力を心から願いたいと存じます。

時間がだいぶなくなってまいりましたが、
私から、申し上げたいことが、まさにその官僚目線の話でございます。
民主党の若いメンバーが中心となって調査をいたしました。
つい先日、結果が出てまいりました。天下りです。どのぐらいいると思いますか?
4500の天下り団体に、2万5000人の天下った方々がおられて、そこにですよ、
国の予算がどのぐらい出ていると思います? 12兆1000億円のお金がそこに流されているわけで、
で、そこのうちの半分が随意契約ですよ。どうなっているんですか、これは、この国は。
まさに官僚の利権をそのまま擁護する政治家たちが、
このような信じられない天下り天国をつくってしまっているじゃありませんか。どうお考えなんですか。

あの、まず最初に企業・団体献金の話ですけれども、私どもの話、聞いている範囲では、
明らかに後援会というものには、企業団体から献金はできなくなっているんじゃないんですか?
基本的にそうなっていると思いますでしょ。そこに明らかに出されたと思われている「から」、
こういった話になったんだということじゃないですか。私どもは、その点が、一番肝心なとこで、
それが一番の多くの疑念を抱かれているのに対して、
説明責任をきちんと果たしておられますか?と聞いておるんであります。
責任を果たしておられないという世論というものにあわせて、
代表を引かれたんだというのはそれなりだと思いますが、その後すぐ代表代行にあいなりにおかれました。

またその後、そのときには「一心同体」だとか、「殉ずるときには殉ずる」と言っておられた方が、
そのまま代表になっておられますんで、そういった意味では我々としては、
なかなか、あれ?この間の話とは違うではないかと、正直にそう思っております。
従いまして、言葉というものは極めて大事にしなくちゃいかんと思いますんで、
私どもとしてはそういったようなことを、私どもとしては大事に、というのはすごく、
我々としては今後とも政治というものの信頼を回復していく上でも
ものすごく大事なことだと思っております。

企業献金につきましては、先ほど、ご答弁を申し上げたと思いますが、企業献金というものについては、
企業にも社会としての一構成員としての立派な存在意義があると思っております。
きちんとした法律で認められておりますので、その企業・団体献金は、
きちんとした政党に出さなければならないというルールに決まっておりますので、
そういった形で政党に企業が、企業としての献金をするということに関しては、
われわれが論議して認めたルールなんではないんですか。

そういったことを考えた上で、もちろん、団体、労働組合含めまして、
団体からのいろいろな献金というものが、いろんな形でなされているのはご存じの通りでしょ。
そういった意味で我々としては、今申し上げたような形をきちんとした形で対応していくという、
これまでの経緯がありますので、いろいろ論議をされるというのは全然問題はない。
我々は、私どもは、前から、それは「大いに賛成です」とずっと申しあげてきていると思っておりますんで、
これは政党間でいろいろ話をしていかなきゃならんのであって、私の申し上げているのは、
今回の、端を発した、もともとの話をきちんと
この企業・団体献金の禁止にすり替えるのはいかがなものかということを申し上げているのであります。
ぜひ、その点が、私どもと一番論旨が違っているところだと思っています。

また今の話に関しましては、天下りの話に関しましては、
法律によって向こう3年間、天下り、渡りということに関しては認められておりましたけれども、
私のときに、渡りに関しては、天下りに関しましては、
いずれ、いずれも今年から禁止ということにいたしたと記憶いたします。
したがいまして、そういった3年以内の話を、きちんとした対応をしたというのも、
われわれははっきりした対応をしてきていると思っておりますんで、
今、その種の問題というものを、今後とも、いろいろな随意契約の話、
また、入札の話、われわれは今後ともこういったものが、きちんとした開かれた形でやれるように、
今後とも努力をしていかなきゃならないと基本的にそう思っております。

何か積極的にやっていただけるのか、やっていただけないのかさっぱり分からないご答弁でありました。
ただ、ぜひ企業・団体献金、我々、すり替えの議論をしているつもりは全くありません。
李下に冠を正さず」という言葉をお贈りしておきたいと思いますし、ぜひですね、
こう、正しいことをやっていたと、オープンで全部オープンにしていた。でもそのことによっても逮捕されてしまった。
ならばその元を絶たなければいけないでしょうということで、我々は、
(やじに対して)うるさいですね、ちょっと静かにしてください。
だからこそ、私たちは元を正そうじゃないか、元を断とうではないか。
私も企業・団体献金を最初からすべて悪だと決めつけるつもりはありません。
しかし、現実の問題として、このようないろんな事件が起きてしまう。
このことによって、政治に対する信頼が失われる。

この繰り返しだけは、もう避けなきゃいけない。
小沢代行だけの話じゃないですよ。そちら側にもむしろ数としては
あまりにも多く同じことを起こしてる方がいるのに、
何もおとがめないということの方が、私にはよっぽどおかしな話だなと、そう思っています。
ただ、この話を繰り返していても、まさにせんかとない話で、ぜひ、我々法案を出しますから、
皆さん方のご協力で成立をしていただきたい。重ねてそのことをお願いをしておきます。

それから、あまりにもね、メチャクチャな補正予算であることは、
あなた方が一番お分かりになっていると思います。
これは官僚任せの弊害極まれりという話でありますが、
もう総理がアニメの殿堂、アニメがお好きなことはおわかりですけれども、
117億円をなんで、ソフトパワーが重要なのは分かりますけれども、
箱物にそんなお金を使う必要があるのか。
このことは逆に、いわゆる漫画喫茶の民業圧迫になるじゃありませんか。
こういうことを平然と行ってしまう。

それから役所にだけはですよ、71億もかけて地デジ対応のテレビを入れるっていうんでしょ。
7万1000台をなんで国民の皆さま方ではなくて、
役所が先に地デジ対応のテレビを入れなきゃならないんですか。
エコカーにしても、なんで役所は最後でいいはずなのに、最初に1万5000台。588億ですよ。
バカにならないお金ですよ。それをあっという間に、もう目をつぶってハンコを押してしまう。
こんなことに補正予算を使っていいんですか?
補正というのは、そもそも緊急性のあるものに対して使われる予算でなければならないのに、
まるで緊急性がないものに平然として使われてしまっている。
この国の仕組み、やっぱり官僚任せだな。

その極めつけは、役所や、あるいは独立行政法人に対する施設整備費、どのぐらいだかお分かりですか?
本予算で6490億円だったと思いますが、本予算でも6490億円だったのに、
補正だけで2兆8000億円ついてんですよ。
なんで役所の整備のために、こんなお金があっという間につけられてしまうんですか。
これはまさに「官僚の官僚による官僚のための予算だ」といわれて、お答えできますか、皆さん。
官僚の悪ノリ、お手盛り、焼け太り、そんな予算じゃありませんか。
私たちは、だからこそこういう無駄遣いを徹底的になくすために、今日まで戦ってきたんです。
あなた方が本来ならばやらなきゃいけないことを、野党の我々が協力をしてやってきたんです。
そのことに対して、もっとあなた方は評価をされるべきです。
ぜひですね、こんな無駄遣い、一掃させようじゃありませんか。
そのためには、こんな補正予算、やめようじゃありませんか。

あの、いろいろあの、ご意見は、ご意見があるようですけども、まず最初に、先ほどの話をうかがって、
一つだけどうしても気になったことがありますんで、ここだけ再確認させていただきたいのですが、
「正しいことをやったのに秘書が逮捕された」と言われたんですか?

政治資‥本人としては、「政治資金規正法にのっとってすべて行ったにもかかわらず」と。
これは本人が昨日、保釈をされました。そのときの弁であります。

基本的、基本的にご本人の話であって、
「正しいと思ってやったけれども、法を違反していた」という話はよくある話ですから。
少なくとも、それをもって国策、国策捜査のごとき話にすり替えられるのは、
本人が正しいと思ったけ、思った、というお話ですけれども、
「本人が正しいと思ったことであっても、少なくとも間違った場合は逮捕される」ということは、十分にあるんであって、
それは国策捜査ということには当たらないのではないかと私どもは基本的にそう思っております。

また、いろいろな今、国の予算の話がありましたけれども、
まず基本的には我々は今回の複数年度の予算、単年度ではなくて、複数年度の予算編成を、
ということを考えないと、今回の危機には対応はできないと私どもはそう思っております。
したがいまして、我々としては複数年度の予算をするための考え方の一つとして
基金というものを使わせていただいたというのが基本であります。
したがって、これが今回の経済危機に対応するにあたって、
きちんとした対応をしていったというようにご理解いただければと思っております。

また、東京の外環の道路の話にしても、その他、長期間かかるものに関しましては、
我々としては今年度のものを考えた場合、時間としては、
我々としては当然ある程度時間がかかるというのは当然のことだと思います。

また自動車、テレビのお話がありましたけれども、少なくとも御党では確か、
2000‥次の中期目標に関しましては、確か最大限6%えぇ、10‥22%か。1990年比で。
確かそういう目標を、極めて高い目標を掲げておられました。
それを達成するためには、その目標を達成するためには、
我々としてはかなりな個人の経費がかかるということも覚悟していただかないかん。
私どもはそういうご意見が出されておりましたけれども、
少なくとも可処分所得で、22万円、新たにかかることになります。加えて光熱費も14万円かかる。
合計36万円もの支出がかかるということを世論が認めているかといえば、
多くの世論はそれに対して反対のパブコメを寄せておられるというのもご存じの通りです。
したがって、きちんとした対応というものを考えないと、
理想だけ掲げても現実論として、それだけの経費負担を国民が払うということに関しては理解が得られない。
我々はそれに対して、きちんとした対応を我々なりに考えさせていただいた結果であります。

(議長に対して)はい、わかりました。
何かね、意味のない答弁を長くされて時間だけ潰されて、これで党首討論だといわれたら、
もったいないですよ、国民の皆さんに。本当に残念でなりません。
結局、皆さん方の考え方は官僚に依存をして予算を組む。しかし、ほとんどが借金だと。
借金で、これはやってられないから、2年後には消費税の増税だと。
こんなメチャクチャなですね、予算を組むような政府には
早くご退出を願うように私どもも全力を尽くしてまいりたいと思います。
まず国民の皆さま方が新しい政治を起こすために協力をしていただいて、
そのことで誇りに思えるような国をぜひ作っていきたいと思いますから、
これからもどうぞ党首討論、存分にやろうじゃありませんか。終わります。

あのー、一言だけ。今後の、今後のこともありますので、一言だけお答えします。
答弁が長すぎるというお話でしたけども、これは討論であって、答弁ではありませんので。
今後とも討論をさせていただく上には、答弁を求めるというようなかたちではなく、
討論を申し込んでいただくようにお願いを申し上げます。



党首討論を要約してみた(2ちゃんねるより)

鳩「俺には「友愛」という立派な政治理念があるんだぜ! お前には理念なんてないだろ?」

麻「俺も「小さくても温かな政府」という理念はあるけどね。ま、友愛もいいんじゃない?
  でも、具体的には何すんの? 社会保障とか安全保障とかハッキリしないと不安だよ」


鳩「具体的に言えば、三鷹小学校はボランティアを取り入れて皆シアワセになったんだよ。
  官僚任せのお前らにはこんな真似できないだろ」


麻「…いや、小学校と国政とは違うし。つか、ちっとも具体的じゃねー。
  官僚=悪と糾弾するだけじゃ国は回んないから。官僚を上手く使うことを考えたほうがよくね?」


鳩「上から目線かよ、むかつく! じゃ、もっと具体的なことを言ってやる。
  うちは西松の件を反省して、企業献金も世襲も禁止するつもりだから」


麻「おいおい、今ある法律を犯した疑いがあるから捕まったんだろ? 
  その疑いに対する説明もしないで法改正とか言うのは論理のすり替えじゃん。
  つか、責任とって代表辞めたはずの小沢が代表代行になり、
  小沢に殉じるとか言ってたヤツが代表やるってどゆこと?」


鳩「…アナタは今大変なことを言いましたね。「違法」かどうかはこれから裁判で明らかになるんだよ!
  そもそも自民だって同じことやったヤツたくさんいるのに、何で小沢だけ責められるんだよ?
  大体、正しい小沢が逮捕されるいわれはない!」


麻「おいおい、正しいって本気で言ってんのか?」

鳩「もちろん! 秘書は「自分は正しいのに捕まった」って言ってた!」

麻「あのな、自分では「正しい」と言っていても、法を犯しているヤツはいるぞ」

鳩「これだから友愛精神のないヤツは…。とにかくお前、官僚任せで無駄遣いするつもりだろ!?」

麻「数年分まとめて計上すればそれなりの額になるけど、それが何か?」

鳩「ちっ、お前が意味の無い長い答弁をするから時間がなくなっちまった。
  とにかく官僚は悪で、友愛で、皆シアワセなんだよ!」


麻「(「答弁」って…どうりで話がかみ合わないわけだ)。えーっと、次は「討論」をしような?」




この日の党首討論後の記者会見

 


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